米国の臨床心理学者トマス・ゴードン博士が開発したコミュニケーショントレーニングのプログラムです。 臨床心理学、発達心理学、教育学など、行動科学の研究成果を基礎として作られました。親子関係を豊かに、温かく健全なものにし、 子どもの健やかな成長を実現するため、1962年に親たちに一つの方向性を示したのが「親業PET」です。親業は世界43カ国で開 かれている講座です。
また、親子関係だけではなく、あらゆる人間関係に効果的なことから、現在「自己実現の 人間関係講座」「教師学」「看護触れあい学」「ユース・コミニケーション」と広がりつ づけています。
「一人の人間を産み、養い、社会的に一人前になるまで育てる」ことは、立派に独立した 一つの仕事であり、人間としてこれ以上、能力と努力を要求される仕事はほかにありません。 多くの親は自分の親から伝えられた経験と様々な情報・知識に揺れながら試行錯誤を繰り返 しいるのが現状です。
親業訓練は世界の親たちの大きな力になっています。
「子どもを変えるのではなく、親が変わることで子どもが変わっていく」親業PETは、そこに大きな特徴があります。そのための具体的な子どもへの接し方を学ぶ講座です。
毎日仕事に追われ、子どもと過ごす時間がとれなくて、自分を責めてしまいがち、だとしたら残念!
愛情があればいつか子どもは分かってくれると思うこともあるでしょう。
しかし、こんな時代だからこそ、子どもとの心理的距離が離れていくことを避けたい。ネット社会の事件に巻き込まれないためにも!
温かい親子関係とは、親の愛情だけでは不十分で、子どもからの愛が返ってきてはじめて、親も子も幸せを感じることができる! 親子の良い関係を作るのは時間ではなくコミュニケーションの質です。
開催:令和7年2月13日(木)
時間:10:00~12:00
場所:入間市産業文化センター
開催:令和7年1月9日(木)
時間:10:00~12:00
場所:入間市産業文化センター
開催:令和6年12月12日(木)
時間:10:00~12:00
場所:入間市産業文化センター
開催:令和6年11月28日(木)
時間:10:00~12:00
場所:入間市産業文化センター
相手が何か悩んでいるときに、相手自身が解決できるように手助けをする聞き方。
自分の気持ちや考え方を率直に伝えます。伝えたら、相手の気持ちも真摯に聞きます。
自分と相手の欲求や価値観が対立したとき、お互いに満足できる解決策を探します。
以上のようなことから、子育てがラクに、心にゆとりができます。
子どもの自立心、思いやり、責任感、判断力を育てることができます。
親と子どもの絆を日常生活の中で積み重ねていくコツをお伝えしております。
ご一緒に子どもたちの未来のために学んでいきませんか?
「親業訓練一般講座」「パートⅡ講座」「上級講座」「自己実現のための人間関係一般講座」「看護触れあい学基礎講座」については随時開催可能です。
子どもの心を理解し、話の通じ合うあたたかい親子関係を築くことを、目的とした訓練です。 楽しくロールプレイのある講座です。1回3時間×8回 24時間の講座です。 1回6時間×4回の講座等可能です。
一般講座の終了された方のレベルアップや「自分の親とのかかわりを見る」講座 17時間
一般講座終了後、親業訓練講座の概念をさらに深く学びます。自己理解を深める。 グループでのワークが多く楽しく自分自身を見つめます。33時間
相手も自分も活かす関係づくり 21時間。まわりの人と、率直で、あたたかい、人間関係をつくりながら生き生きと自分らしく生きるための体験学習をします。
患者とのコミュニケーション『ふれあいコミュニケーション・リーダー5級』認定
「看護手帖」を副読本に、患者と接しているときに起こりがちな人間関係の問題点を明らかにし、より良い関係づくりを学ぶ6時間の講座です。1回×2回 3時間可能
研修会などで開講される場合は、お知らせください。ニーズに合わせて開催させていただきます。
保育の現場を支えるゴードンメソッドによるコミュニケーション
ゴードンメソッドによるコミュニケーションを取り入れておられる現場から<不適切保育>を解決していく一助になるのではないかとのお声を多くいただいております。
保護者との関係、職員同士の人間関係、お互いをサポートできる関係、園の運営についても良好な関係、職員研修や子ども対応にも自信が生まれるとのお声。
価値観の違う者がバラバラな対応をするのではなく、ゴードンメソッドは臨床心理学、発達心理学、教育学などの研究成果を基礎につくられています。保育園全体の指針として活用していくことができるメソッドです。
知っているか、いないかで人生が大きく変わる。そして身に付けていくことで、園や職場の雰囲気が穏やかな平和な環境になります。 「園児も保護者も、保育士も、教師も」みんな幸せ。
「ゴードン・メソッドわたしのショート・ストーリー」
シニアインストラクター 鈴木 由美子
小学館発行の小学1年生という本のタイトルが新聞に掲載されていました。ふと目に留まったのが「親が変われば子どもが変わる」の文字「親業」
早速、購入しても、読んだだけでは身につかない。講座のあることを知り受講しました。
そんなに大きな問題が在るわけではなかったのですが、もっと心の通った親子関係をつくりたい。 教職課程で学んだ心理学は子育てには活かせず模索していました。 私も夫も真面目、夫は正義感が強い人、その親のもとに産まれた2人の男の子。
参加して気付いたこと
今までの子育ての方法と180度違ったのです。
「早く片付けなさい。早く寝なさい」と指示・命令している、これでは考える力は育たないとのこと。子どもの考える力・思いやり・責任感を育てるために効果的な方法を学びました。
もっと温かい親子関係をつくるために、身につけていこうと思い、インストラクターになりました。
親業と出会って35年、人生に豊かさをもたらしてくれました。
学んでいても上手くいく事ばかりではなく、その度に、もう一度やり直して「今度はこう言ってみよう」「伝わるかな」トレーニング。互いに相手を尊重し、子どもと双方向の関係を築く努力をしてきました。
親業との出会いがあって、親業に支えられ子育てができたことは最高の出会いでした。 人生を変えるほどに、子育ては豊かで楽しいものでした。
子どもを社会に送りだした時、夫と二人「子育て卒業旅行と称してミステーリツアー」に出かけました。 東京駅で新幹線の切符を渡され、なんと岡山との表示、小豆島。ワクワクした旅、これも親業があったからこそと感謝しています。
1994年の国際家族年から(30年間)入間市で親業デーを毎月1回、休むことなく社会貢献のつもりで開催してきました。講座の度に気づきがあったり、泣いたり、笑ったり、大切な時間を皆さんと共有することで、私も親としてのやりがいに繋がってきたように思います。
私や参加者に豊かさをもたらしてくれたゴードン・メソッドのコミュニケーション術を絶やすことなく、次世代に繋いでいきたいと思っています。
子ども達が社会人になるころには、すでにコミュニケーション能力を持った人に育ちます。 子どもが自分の人生を生き抜くために必要なスキルです。
これからも、私自身研鑽を重ねて、喜びのある人生を送りたいと考えています。 これまで出会えたすべての方に感謝しながら!!
親業訓練協会は、親子の間に愛情と理解の心のかけ橋をかけることで、子どもの自立と成長を促すことを目的に、「親業訓練講座」を開催しております。
また、親業訓練の理念は親子の間だけではなく、すべての人間関係に共通するということに基づき、「自己実現のための人間関係講座」「教師学講座」「看護ふれあい学講座」があります。(パンフレットから抜粋)